2016年 06月 19日

映画俳優とドラマ俳優の根本的な違い~体重管理のできない人たち~

アメリカのドラマを見ていて思うのは、ああ、体重管理ができない俳優さんがいるなあと、いうことですね。

映画俳優からドラマへの転身は、基本的には「格下げ」である

これは私が思うには、「もともとは映画俳優だった人」のほうが、体重管理ができにくい傾向があるんじゃないか、そういうふうな感じなんですね。
もうずいぶん前からですが、映画産業が衰退傾向になって、有名な映画俳優さんたちは、次から次へと、ドラマに移住しているんです。
本当は、映画のほうが「格が高い」んで、今でもそうなんですが、映画俳優でも、本当に一流の人は、絶対にドラマには出ないんです。
「格が下がる」からですね。
でも、一流よりもちょっと下くらいの人たちというのは、映画が減れば、仕事がなくなるので、どんどんドラマに移住してくるんですね。
だから、「あれー、こんな有名な人まで、格落ち?」というような人を、ドラマで見かけるということが、増えて来るんです。
だから、今ではもう、「絶対にドラマには出ない」というような俳優さんは、ほんのひと握りの、超一流の人たちだけでしょう。

映画俳優とドラマ俳優の根本的な違い

そんな中で、もともとドラマを仕事場にしているような俳優さんたちと、「映画から格落ちしてきた俳優さんたち」の「違い」というものが、はっきり出ていると、私は思うんです。
ドラマ育ちの俳優さんというのは、「長期に体重管理を求められる仕事」に慣れていますから、そんなに「見た目が変わる」ということは、ないんですね。
ところが、映画の俳優さんというのは、違うんですね。
彼らは、長いこと映画をやっていた人たちですから、「一定期間だけ見た目を変えればいい」という、そういう感覚でいるのが、普通らしいんですね。
だから、撮影がないときには、食べたいものを食べたいだけ食べ、フィットネスもしない。
そうやって、普段は、ブクブクに太っているんですが、仕事が決まると、猛烈にダイエットをして、ジムで鍛えて、急激に見た目を変えるんです。
そして、それをキープしながら、撮影をして、それが終わったら、また元に戻る。
そういうのの繰り返しのようなんですね。だからたとえばですが、キアヌ・リーブスのような人も、撮影がないときには、別人のように太っているとか、そういう感じですよね。
一度、「そのままの状態で映画に出たこと」があったんですが、サンドラ・ブロックとのラブロマンスだったと思いますが、びっくりしましたね。
そのサンドラのほうも、けっこう太かったんです。
だからまあ、あの映画は、全体的に「突然決まったもの」だったんじゃないかなとか、比較的「気楽に」撮られた映画だったんじゃないのかとか、ざっくり言えば、「手抜き感」が漂うというか、そういう映画でしたね。

限界まで絞っている時のキアヌと、普通に丸い時のキアヌ
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長年の習慣のせいで、短期的にしか「体重管理」ができない

そういう事情の中で、映画から格下がってきた俳優さんたちが、ドラマ育ちの俳優さんに混じって、画面に映るようになると、どうしても、その「自己管理の緩さ」というものが、「目立つ」わけなんですね。
そういう「元々は映画で売れていた人」が、ドラマに出るという場合には、「特別出演」みたいな感じになることが多いので、「出てやっているんだ」という感じですし、体は、絞らないんですよね。
そのまま出て来る。
それが「特にひどい」という人を、だいたい3人くらい思いつくんですが、まず、そうですね、女性から行きますか。

パトリシア・アークエット

この人は、若いころには、ものすごく細かったんですが、白人女性の常で、30代を超えれば、普通に太りました。
そしてそのまま、連続もののドラマの主役になったんですね。
デブのまま、ずーっと主役をやっている笑。
まあ、昔を知っている私なんかは、どうしても目がまんまるになってしまうんですが、こうなるともう、「画面に映るために痩せよう」とか、そういうつもりは、もともとないんだと思うんですね。
そういう契約にも、なっていないはずですね。
「ありのまま」でいいと。
とにかく「パトリシア・アークエットが主役を張っている」ということであれば、それでいいと。
毎週TVに出ているような人が、どうしてこういう体型でも平気なのか、本当に、不思議なんですが、さらに、シリーズが進めば進むほど、どんどん太くなってくるような気がするというかまあ、もう、本人は、見た目のことなんか、なんにも考えていないんでしょう。
映画「救命士」の可憐なころのパトリシアと、ドスコイな現在。
   ↓
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トム・ベレンジャー

この人なんかも、映画では一世を風靡したというか、いろんな作品に出ていますが、一番有名だったのは、山猫シリーズ、あとは私がよく覚えているのは、「背信の日々」、デブラ・ウィンガーとの美男美女共演でした。
そのあとは、あんまり仕事がなかったみたいで、「トレーニング・デイ」のチョイ役で見たときなんかは、ああ、ずいぶん老けたなあと思いましたが、以前のカッコよさは、まだ残っていましたね。
前よりも、もっと渋くなったかなあ、みたいな。
ところが、仰天したのは、山猫の3を見たときでしたね。
ぜんぜん違う人になっていた。
ビール腹のおじさんになっていて、走ることもままならず、もはや、ちょっとしたスタントなどもできない状態ですから、誰か「身代わりの人」に、やってもらっている。
「山猫は眠らない」のころのシャープなトム・ベレンジャーを知っている私には、衝撃でした。
こんな無残な姿を晒し、ファンのイメージを打ち砕いてでも、出なければならなかったということは、やっぱり、お金に困っているんだろうなあとしか、思えませんでしたね。
そして、衝撃は、これでは終わらなかった。
こんな人まで、ドラマに格下がってきたんですね。
「Major Crimes」というドラマの「主人公の女性警部の夫」という役割で、ときどき、たまーに出るんですね。
それも、酒飲みで、どうしようもない男という役割で、です。
確かに、そういう役くらいしかもう、できないと思います。
山猫3のときよりも、さらに一回りも二回りも太っていて、どこから見ても、普通の太った初老の男性にしか、見えなくなっていたからです。
そんなにお金がないのかと…。

山猫のころのキレキレのトム(右側)と、太ったおじいさんの今
   ↓
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まあこういう人たちはもう、俳優としての名声よりも、残りの人生を、そこそこ豊かに過ごしたい、それしか考えていないんだろうと、思うんですよね。
だから、そうやって、昔の威光でもって、チョイ役で老醜の姿を晒し、ちょっとまとまったお金を稼ぐ、それでしばらく遊んで、お金がなくなったら、また何かに出る。
名前だけは、とにかく知られているから、「どんな役でもいいから出たい」と思えば、けっこう仕事はあるんでしょう。
こういう人が、こういうふうになっているというのは、元のファンにとっては、非常に悲しいことなんですが。

ジェームズ・スペイダー

私にしてみれば、「白人の美男」と言ったら、とにかく、この人なんですね。
ところが。
今では、太ったハゲのおじさんになってしまったんです。
本当に、びっくりしますね。

この人の「見た目の絶頂期」というのは、映画「スーパーノヴァ」のころですから、このころがだいたい40歳ですよね。
このときには、撮影のために、マッチョになって、逆三角形の筋肉男だったんです。
そして、それから15年もしたら、ブクブクに太っていただけではなく、ハゲていた。
今は、「ブラックリスト」という、シリーズもののドラマの主演をしていて、さらに製作にも関わっているようなんですが、それにしたって、これはちょっと、ひどすぎます。
その前に出ていた弁護士ドラマの「ボストン・リーガル」でも、「太ったなあ…」と思っていたんですが、そのころよりも、さらに太って、そして、あのドラマでは、ヅラを着用していたんだなあということも、確信しました。
こんなに急激に、ハゲるわけはない。
超美男子だったころのジェームズと、別人の今。
  ↓
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この人については、私は、本当に、悲しいんですが、ハゲたことはともかくとしても、この人が、ここまで体重管理ができない、プロ意識の薄い、自分に甘い人だったとは、驚きます。
まあ、この人だけではないんですが、どうも何か、映画からドラマにコンバートした人たちというのは、「映画とは感覚が違うので、体重をいつ絞ったらいいのかわからない」とか、「だから、そのままにしている」ということは、言えるのではないでしょうか。

アメリカのTVドラマに見る「日本人への悪意」

アメリカ人は、本当に、日本人が嫌いなんだなあというふうに、しみじみ思うのは、アメリカのドラマの中で、「日本人」が、どういうふうに扱われているかを見るにつけ、ですね...


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by cumbersome | 2016-06-19 23:52 | 映画・ドラマ

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